お金持ち本といえば 「となりの億万長者-成功を生む7つの法則」 トマス・J・スタンリー&ウィリアム・D・ダンコ
となりの億万長者 〔新版〕 ― 成功を生む7つの法則
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トマス・J・スタンリー ウィリアム・D・ダンコ
早川書房
売り上げランキング: 1,718
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おはようございます、あやです。もう今年の残すところあとわずかですね。
渡部昇一さんの知的生活の方法の中で「あなたの繰り返し読む本は何ですか?」と問われて私ならなんと答えるか考えたのですが、「アガサクリスティと横溝正史の本と・・・となりの億万長者かな。」という回答が脳から返ってきました。
俗っぽいですな。実に。
けれども「となりの億万長者」の中身はその俗っぽいタイトルを裏切る、なかなか魅力的な本なのです。
まだお読みでないかたはぜひ1度手にとってみてください。
目次
1 となりの億万長者を紹介しよう
2 倹約、倹約、倹約
3 時間、エネルギー、金
4 車であなたの価値が決まるわけではない
5 親の経済的援助
6 男女平等・家庭版
7 ビジネス・チャンスを見つけよう
8 職業・億万長者対遺産相続人
目次からして「あれれ、これが金持ち本?」と思うでしょう?
お金持ちって高級車に乗ってるやん、と思うでしょう?
確かにそういうお金持ちも大勢いるけれど、どうやら違う種類のお金持ちもいるようなのですよ。
(出版社のHPより)
本物の億万長者とは、どんな人間で、普通の人たちとはどこが違うのか? アメリカ富裕層研究の第一人者が、一万人以上の億万長者の資産や年収、職業、消費行動のタイプを徹底分析し、そこから人生の成功者になる7つの法則を明らかにした話題のベストセラー!
内容
○となりの億万長者 七つの法則
1 彼らは、収入よりはるかに低い支出で生活する。
2 彼らは、資産形成のために、時間、エネルギー、金を効率よく配分している
3 彼らは、お金の心配をしないですむことのほうが、世間体を取り繕うよりもずっと大切だと考える。
4 彼らは、社会人となった後、親からの経済的な援助を受けていない。
5 彼らの子どもたちは、経済的に自立している。
6 彼らは、ビジネスチャンスをつかむのが上手だ。
7 彼らは、ぴったりの職業を選んでいる。
○金持ちには「蓄財優等生」と「蓄財劣等生」の2種類ある
→蓄財劣等生は収入が多くても消費するのが大好きなので、なかなか資産が築けない。
○金持ちの特徴3つ→倹約、倹約、倹約
○職業だけでは億万長者かどうかわからない。地域も職業も見た目もばらばら。
○資産運用計画を立てることが好きで、家計簿をきちんとつけている。
感想
お金のことを考えるのが好きで、大事にしていたらそれなりに資産は築けるのでしょうかね。
お金で買える「モノ」についてばかり考えていては、確かにお金は出て行く一方。
収入が高くても消費してしまえば結局なくなるし、収入がそれなりでも貯めていたら資産がもてる、という当たり前なんだけれどうっかり勘違いしてしまいそうなことを気づかせてくれる本です。
「私そんな節約生活、暗くなりそうで嫌よ。」と思われる方もいらっしゃることでしょうが、億万長者さんたちはどうやら結構楽しみながら生活していられるようです。
仕事を含めた人生を楽しみながら、経済的自立を果たせるなんて素敵です。
何にお金を使い何に見栄をはらないのか決めることが大切なのかな、と感じます。
頭の中のメモ
節約ばっかりで収入を上げる努力をしないってのも微妙だなあ、とも感じます。
バランスですかね、何事も。いつも読んでくださってありがとうございます。