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信号が青になっても動かない高級車にクラクション鳴らせる? 「影響力の武器」 ロバート・B・チャルディーニ




「ビジネス・ブック・マラソン」の土井英司さんが、いつぞやの日経新聞@土曜日版で「値段が高いけれど、この本を読む人と読まない人では差がつきます。」とおっしゃっていたスゴ本です。

マインドマップ的読書感想文のsmoothさんもよくおすすめされていらっしゃいますし、この間読んだ橘玲さんの亜玖夢博士の経済入門の中にもこの本の記述が。

もうこれは読むしかないなあ、と買ってみました。

「なぜ試食すると、ついその食べ物を買ってしまうのか?」
「なぜドリフ笑いを聞くとおもんない場面でもつい笑ってしまうのか?」
「青信号になっても動かない軽自動車にはみな鬼早くクラクションを鳴らすのに、黒塗りベンツだと鳴らさない?」

といった日頃の悩みが一挙に解決するうえ、「なぜ、人は動かされるのか」という人間心理の根本を理解できます。

セールスの仕事をされている人は必読でしょうし、セールスとは関係のない人もセールスの際どんな手法が使われ、それに自分はどう説得されてしまうのか知っておいて損はなしです。

実験社会心理学者の著者さんご自身、何度もカモになりつづけてきた方だそうで、その語り口がユーモラスです。難しそうな表紙とはうらはらに読みやすい本でした。

目次

第1章 影響力の武器
第2章 返報性―昔からある「ギブ・アンド・テーク」だが
第3章 コミットメントと一貫性―心に住む小鬼
第4章 社会的証明―真実は私たちに
第5章 好意―優しい泥棒
第6章 権威―導かれる服従
第7章 希少性―わずかなものについての法則
第8章 手っとり早い影響力―自動化された時代の原始的な承諾


内容

○返報性→何かしてもらうと、自分もその人に何かしてあげなくちゃという気持ちになる。

○権威→りっぱな肩書きや見ために服従しがち。

○コミットメントと一貫性→ひとたび決定をくだしたり、ある立場をとると、そのコミットメントと一貫した行動をとるようになる。

6つの影響力の原理とその原理に対する防衛策。

面白すぎます。本当はもっと言いたいけど、読んだときのお楽しみってことで。

感想

誰しも「だまされたくない。ネギカモなんて嫌だよ。」と願い、「私は用心深いから大丈夫。」と思っているものです。

実際、何かにだまされた人のことをテレビで見て、「欲出したからだよ。そんなうまい話あるわけないやん。」なんて言ったりしていますが、これを読んだらソラ恐ろしくなりました。

人というのは簡単に他人の影響を受けてしまうものなのだな、と。

しかも自分では全く気づかぬうちに。

いや恐ろしい。でも非常に興味深い。

そうそう、万一のとき、他人に助けてもらう確率をあげる方法なんてのも書いてあり、確かに読むと読まないとではいろいろな意味で今後の人生が変わってきてしまいそう。

「助けてもらいたい人」を指名する、というやり方なのですが、詳しい原理はぜひ本の中で。


いつも読んでくださってありがとうございます。

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