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「書評のおしごと」 橋爪大三郎

書評のおしごと―Book Reviews 1983‐2003書評のおしごと―Book Reviews 1983‐2003
(2005/09)
橋爪 大三郎

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社会学者の橋爪大三郎さんが書かれた書評ばかりの本。

(出版社のHPより)

20-21世紀へと架橋する知の証言。1980年代、現代思想ブームの渦中に登場以来、国内外の動向・思潮を客観的に見据えた著作と発言で論壇をリードし続けてきた社会学者・橋爪大三郎が、20年間にわたり執筆した書評を初めて集成。明快・論理的な思考で知られる著者による、書評の最良の教科書〈テキスト〉。その時々のベストセラー本から、丸山眞男や吉本隆明についての書評論文まで、取り上げた本の総数約200冊。



ミステリー、小説、当時のベストセラー、経済、思想、社会科学までジャンルをとわない書評が書かれています。難しい本からテリー伊藤までなんでもこい、といった感じです。

紹介されている本も面白そうなのですが、「書評をかくということ あとがきにかえて」という項目にピンときました。

どうしたら読んで感じたことをうまく伝えられるようになるのかなあ、と思いまして。

著者さんはお仕事として書評を書いていらっしゃいます。書評のプロって斎藤美奈子さんや福田和也さんのほかにあまりお見かけしないので、どんなんなの?という好奇心もあって読んでみました。

目次

思想を読む
社会を読む
知の前線を読む
世界を読む
時代を読む
生活文化を読む
解説・論文とブックガイド


内容

○書評のルール→公正であること、公平であること、正確であること、率直であること。書かれたなかみに即して、その本から言えること(だけ)をはっきり述べる。

○書評は必ず褒める。さもないと読んでいて楽しくない。著者の側に立って、この本が書かれたことを喜ぶ。褒めるのが難しい書評は原則としてひき受けない。

○想定する書評の読者は、まずその本の著者である。本人に読ませるつもりで書くと、できるかぎり正確に、公正に、公平に書ける気がする。

○書評をよんだあと、読者はその本を読む。いい加減なことが書いてあれば、一発でばれてしまう。書評は本を評価するものではあるが、かえって書評(を書く評者)も評価されてしまう。

感想

非常に真面目な書評ぞろいです。最初の2、3行で簡潔に本の内容を述べられている点が参考になります。

著者に聞かせるように書く、褒められない本は取り扱わない。なるほど、確かにそんな風なことを頭に思い浮かべて書くと、きちんとした記事になりそうです。
書評を見てその本を読んだ人に、書評を書いた人も反対に評価されているのですね。こっ怖い。

よい本をご紹介できるよう心がけます。

いつも読んでくださってありがとうございます。


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- 2 Comments

totobook  

はじめまして

どうしたら素敵な書評をかけるのか、いつも悩んでいるので、この本は参考になりそうです。

さっそく本屋で探してみます。

2008/01/11 (Fri) 12:33 | REPLY |   

あや  

totobookさん

こんにちは、はじめまして。

ブログにおじゃまさせていただきました。

橋爪さんの本とtotobookさんの感覚は合うかもしれません。(すごい勝手な憶測です)

私は図書館で見つけたので、そういう所にあるかもしれません。手にとってみてくださいね。

2008/01/11 (Fri) 16:08 | REPLY |   

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